飲酒の役割 -緊急事態宣言43日目-

 


ON・OFFの目印が。。。

 


在宅が続くと、働いているのか休んでいるのか、境目が曖昧になる。

 


休みでいい日でも、ふと思いついたことがその場でできてしまうし、働く日は、今このタイミングでパスタ茹でて大丈夫か?という迷いが生じる。

 


普段であれば、家に帰ればもうたとえ何か思いついても「明日でいいや」だし、働いている日は堂々と休憩時間でお休みする。ある意味判断も何もないので、楽といえば楽ということになると思う。

 


移動時間が皆無になるということでメリットしかないと思っていたが、案外、自分でメリハリをつけるというなかなか厄介な問題が発生している。

毎日同じルールを作ればいいものの、そもそもこの有事のタイミングで、業務内容が同じわけではないので、習慣を作ることはとても難しい。

 


緊急事態宣言が始まった当初、「アルコール依存症へ注意」という論調がネットなどで見られた。

終電のないオンライン飲み会は、飲む量を増やしてしまったり、移動がない分帰りを考えずに多く飲んでしまうということからくる警鐘だった。

 


その点に関しては、そこまで一人でやけ酒することもないので心配していなかったが、毎日飲んでいるので、それはちょっと飲み過ぎかなとは思っていた。

 


それよりも根深いのは、例えば曜日感覚を得るために、今日は日曜日で本当に仕事しないから昼から飲もうということがよくある場合だと思った。

ワクワクする予定があって外に出るだけで休日感が得られたこれまでと違い、家にいて、休日感を得るために「いつもと違うんだぞ」と身体に教え込むのに飲酒が手っ取り早いという状況になっている。

 


それでふんわりリラックスできるときもあれば予想以上に酔ってしまい、何もできないという日もあった。

 


電車で家に帰ってシャワー浴びることでオフに切り替えたり、スーツを着て家を出て電車に乗ることでオンに切り替えたりと、意外と電車が重要な役割を持っていたんだなということにも気づいた。

 


飲酒以外のスイッチがあれば探してみたい。

 

Hayato