「カメラを止めるな!」で自分を赦す -緊急事態宣言33日目-

緊急事態宣言解除の前日にもう一度「カメラを止めるな!」を見ようと思っていたけど、明日でビジネス再開の一つの区切りを迎える関係で、改めてこの映画を見た。

 


監督役が理想と現実に葛藤する姿や仕事に没頭しすぎって我を忘れてしまう、自制心を失ってしまう、というようなシーンも見ていて、ああ、やってんなぁとにやにや見られた。

 


ギリギリの状況だと自制心を失ったり、冷静な状況の自分から見ると理解できないことや後悔することがあるし、久々にそういう状況で働いて、悔いが残ることもあったのだけれど、この映画を見ると、ギリギリの状況のときは、冷静な判断なんか

できないし、失敗することや、言わなきゃよかったということを言ってしまったり、心をコントロールしきれないことがあっても、それは仕方のないことで、成功するために、100%を超えた状態で生きている上で避けては通れないことだと感じられるようになった。

だから、100%以上出そうとするときのミスや心の乱れはあとあと責めるのでなく、ああ、成功のためにフルパワー以上で回転させてたんだなと受け入れてあげるしかないなと思った。

 


仕事のモチベーションを上げるというより、ここ数日の自責の念を少しだけ許してくれるような、2、3週間ぶりの「カメラを止めるな!」だった。

 


Hayato