ランニングにも緊張感 -緊急事態宣言14日目-

今朝はランニングでいつもと違うルートを走った。


いつもは道路から外れた、田畑の遊歩道が走りやすく、水辺で緑に囲まれていて気持ちいいので、そこを走るのだが、今日は街の様子も見てみようと思って、1駅隣までの道を走り、駅周辺の様子やロードサイドの店舗の様子などをチラチラ見ながら走った。

 


車の交通量自体はいつもと変わらないような気がするし、そもそも普段から人が少ないから、一見するといつも通りのようにも見えるが、やはりロードサイドの飲食店は「テイクアウト始めました」「12時〜19時までお弁当やってます」という立て看板などが目立つ。

 


自動車のディーラーで人がチラチラ見えるのが一番意味がわからないが、家の周りの数店舗で見られる光景になっている。

 


そして、美容院・理髪店は中を見るとお客さんがいて、先週はカット30%オフという手書きのチラシがポストに投函されていた。学習塾やスポーツジムと同じ距離感で人が接しているし、やろうと思えば自分でできないこともないし、やらないからといって死ぬものでもないのに、この違いは何だろう。ちょっとぐらい我慢できるわ。と思う。


いよいよ、首相お墨付きの数少ない許可が下りた娯楽だと思っていたランニングも、世間の反応が若干変わりかけているような気がする。

ある研究によると、たとえば、前を走るランナーがウイルス感染している場合、7m後方を走っていたとしても、感染の可能性があるといい、自転車はその距離が20mでも感染可能性があるということらしい。厳密には、速度にもよるけれど、ランナーの場合、2m距離を取ればOKというわけではないみたいだ。


走りながら、なるべく、立ち止まっている人の近くには寄らないし、すれ違うときもいつもよりスペースを取るようにしているけれど、前を走る人に対しては、なるべく斜め後ろなどを走り、周りで走る人がウイルス感染者だった場合を考えて、ウイルスが滞留していなさそうな道筋で走らないといけないかもしれない。


まさか、ギリギリ残っている数少ないお楽しみにも変な緊張感が伴うとは。

なるべく、人が少ない時間を見つけるしかなさそう。


Hayato