BAYCAMP初参加してみた
2019年9月14日。
初めて都市型フェスのBAYCAMPへ。
結論から言うと、
コスパ、アクセス、アーティスト、過ごしやすさ、
気候、フードなど、どれをとってもかなり満足度が高いフェスで、
また来年も行きてぇ!と本当に思う。
まず、チケット代は9月14日で9500円。オールナイトでこの価格。
フジロックやサマソニ、ロッキンが15000円を超えるチケット代になることを考えるとかなりお財布にやさしい。ちなみに前日はオールナイトではなく、チケットも8000円。すばらしい。
場所は川崎市の東扇島東公園。
川崎駅からシャトルバスでだいたい20分ぐらい。
シャトルは往路はほとんど待ち時間なし。
徒歩5分圏内に会場の全てが収まり、コンパクト。
トイレも1日通して通算15秒ぐらいしか並んでない。
ステージがユニークで、
大きなステージが2つとなりに並んでいて、
そこは交互にアクトが行われる。
さらに、小さいステージが1つと、
入場ゲートをくぐらないエリアにも1つステージが置かれるので、
フリーでも一日中音楽を楽しむことが可能だ。
フードは屋台が20店ほど。
どれもフードは満足で、夜もふけてきたころのちゃんぽんが最高。
少し寒く感じる時間だったので、来年も行ったらちゃんぽんを食べたい。
アーティストに関しては、
他の大型フェスでも見るような旬なアーティストが名を連ね、
小さなステージではまだ観たことのないアーティストも多くて、
開拓をしたい人も、わいわい友達と楽しみたい人も、
らぶらぶ過ごしたい恋人たちでも楽しめるラインナップ。
さて、僕はどう過ごしたかというと、
高校からの親友I君とともに、参加。
I君とフェスに行ったのは2016年のJAPAN JAM BEACH以来。
3年ぶりにご一緒させていただいた。
彼がフジロック初参加で、とても感動したらしく、
その勢いで、「まだ参加できる夏フェスはないのか」と多分血眼でLINEを僕に送ってきたので、僕も血眼でフェスを探し、
このフェスを発見した。
このフェスの存在すら知らない段階での参加だったが、
やっぱり、フェスは気心知れた仲間と行くのが一番楽しいなと感じた。
特に、1ヶ月前に1人でサマソニに行ったこともあり、今回は余計にそう思った。
1人もいいんだけど、フェスはやっぱり待ちが多いので、
待ちにいろんな話ができるのは楽しい。
フルで全てのステージを楽しむのもいいけど、
ゆとりを持ちながらのんびり芝生の上に寝転んだりとか、
そんなメリハリをおつけながら楽しめるのもフェスの楽しさだ。
さて、この日最も印象に残ったアーティストは…。。
Rei。
関ジャニで知ったアーティストで、
ギター女子の憧れというような切り口で紹介されていたと思うんだけど、
曲自体もかっこいいしボーカルもめちゃめちゃかっこいい。
3ピースの構成で、エッヂの効いたグルーヴを生み出していて、全身がもっていかれる演奏だった。
演奏中も僕は「神じゃん!」と叫んだり、終わってからも「神がいたぞ!」と連呼していた。
かつて、アフリカの祭事などでは、
ダンサーが踊り、ゾーンに入っているところを見たときに、「アッラー!」と叫び、それが地中海を超えてイベリア半島に入り、「オーレ!」と訛ったらしい。
僕がBAYCAMPでまさしく、フロー状態に入っているReiを見て、「神!」と叫んだのは人類共通のリアクションだったのだなとあとあとその話を聞いて思った。
その他にも、最前列で僕が春のフェスで知ったLEARNERSを見たり、
I君おすすめのAwesome City Clubを初めて見たり、
今年二度目のサンボマスターを、これもまた最前列で見る経験をしたりと、
かなり穴場感のあるフェスだった。
次の日は仕事だったのでオールナイトでは参加しなかったものの、大満足の一日。
もし「フェスって敷居が高そう」とか、「そもそも値段が高い」というイメージがあり、フェスに行き止まっている方に強くオススメしたいフェスといえそうなBAYCAMP初参加だった。