カシマサッカースタジアム行ってみた

9/27のJリーグ第27節。

 


初めてカシマサッカースタジアムへ。

 


たまたまスケジュールが空いて、愛するマリノスの試合がある仙台へ行くのは距離的にしんどかったのでカシマサッカースタジアムへ。千葉の北西部に住んでいるものの今まで一度も行ったことがなく、調べたら意外に近かったので茨城に乗り込んでの観戦。

 


さて、当日は事前の調査で、スタジアムに行く前にはパワースポットである鹿島神宮に寄るのがおすすめということだけ情報として知っていたので、成田駅から電車で30分ほどで着く鹿島神宮へ。

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鹿島神宮は「鹿島神宮駅」から徒歩6、7分のところにあり、

鹿島のユニフォームや札幌のユニフォームで参拝しているサポーターも多く、僕も紛れて参拝。

久々の神社でとても心が安らいで、緑も多かったので、

屋根のある小さなベンチで瞑想。

瞑想中に「ブォォォン」と一瞬GT-Rの音がしたので目を開けると、

大きな蜂が目の前を通り過ぎて行って、危うくアウェイの洗礼を受けるかと思ったが、じっとしていたらどこかにいったので、

そのまままた目を閉じて、目を開け、心を整えて、いざスタジアムへ。

スタジアムへは、アントラーズのホームゲーム時だけ稼働するカシマサッカースタジアム駅があり、電車でそのまま行けるが、

1時間に1本ほどしかなく、ちょうど駅に戻ったタイミングでシャトルバスが鹿島神宮駅からカシマサッカースタジアムに出ていたので、

それに乗ってスタジアムへ。

 


シャトルバスはおおよそ15分ぐらいでスタジアムに到着。

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キックオフの2時間半前についたので、バックスタンド2階の前方に位置どり、スタジアム散策へ。

 


まず向かったのはカシマサッカーミュージアム

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入場料200円で鹿島アントラーズの歴代のレジェンドのスパイクや歴代の獲得トロフィーが展示されていた。

なかでも歴代在籍選手の名簿がおもしろく、

いま知っている選手がルーキーで入ってきたときの写真はなかなか見ごたえがあった。

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そして、スタジアム行脚で気になるのはやっぱりスタジアムフード。

バックスタンド裏のコンコースには屋台が10店舗ぐらい出展していて、人で賑わうが、この日見つけたカシマスタジアムのいいところは、「食べるために座る位置を確保するカルマ」から自由になっている点だ。

もちろん、スタジアムで飲食するときは自分の席に戻って食べればいいけれど、食べ歩きたいときや、試合が始まる前のイベントをぶらついているときは、わざわざ自分の席にもどるのも面倒くさい。

このスタジアムでは席を確保するのに苦労することはなかった。

スタジアム外周の段差は座るのにちょうどいい高さで、

コンコースの階段を内側に降りると、多くの人がレジャーシートを敷いて、自由に飲食や横になったりしていて、試合が始まる前はスタジアム内でリラックスできる空間があった。

 

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僕自身はハラミ丼とベーコン串というジャンキーな食事を済ませ、

座席へ戻る。

 


ウォーミングアップを見届けて、15時に試合開始。

 


この日は去年からずっと見よう見ようと思っていた札幌の試合を初めて生で観戦することができた。

試合は前半早々に札幌が先制して、後半に鹿島が追いついての1−1のドロー。

鹿島の試合はここ数節で何試合か見ているが、札幌は1試合も見ていなかったので、個人的にはかなり興味深く、90分通して興味が尽きなかった。

札幌は3ー4ー3がスタートポジションになるが、中盤の両サイドが守備時に5バックを形成したり、攻撃時には相手の4バックに対して5枚を前線に並べるので、ミスマッチを生む。

結局、そこで中盤がカバーに入ると真ん中が開いてしまったり、

バランスが崩れるので、数的優位をピッチ上の多くのエリアで作ろうとしているように見えた。

終盤20分はさすがに5枚が後ろに並んで引いて守ってから攻撃に出るのには時間がかかるので、残った3トップだけで攻撃をしていかないといけない状況になり、ほとんど攻め手を欠き、鹿島のセットプレーの猛攻にあったが、非常に見ていて楽しく、魅力的な戦いをしていた。

また、サッカー専用スタジアムなので、スタジアムが静かな時間帯は犬飼選手の上田選手へのコーチングの声が2階席まで聞こえるなど、

臨場感があった。

 

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試合が終わり、僕は両者の検討を称えて大きな拍手を送っていたが、

周りの人は鹿島のファンが大きく、試合終了の笛とともに大きなため息に包まれた。

 


カシマスタジアムにはタイトルを取らなければいけない空気がある」という旨の記述を元鹿島アントラーズ岩政大樹氏の著書で読んだことがあるが、バックスタンドであっても、勝ち点1では満足しない空気を少し感じたような気はした。

 


Jも残り数戦、あと4試合ぐらいは現地観戦をして、

現地に行ったからこその楽しみを見てきたい。

 


Hayato