構築されてきた緊急事態の日常 -緊急事態宣言25日目-
故郷神奈川では、午前10時に「神奈川県には来ないでください・神奈川県から出ないでください」という通知が黒岩知事からスマートフォンに通知があったらしい。
もはやフィクションの世界みたいなことになっている。
おそらく緊急事態宣言は当初の予定の5月6日に解除することはなさそうで、大半の人はこの新しい日常を受け入れ始めて、いろんな意味でリスタートを切っているような印象を受ける。
僕も今までとは違う日常のスタイルを日々更新し、試行錯誤を繰り返しながら構築している段階だ。
ルーティーンとしては、1週間の食事と走る距離・時間やオフ日を決め、仕事のスケジュールや見たい映画をリストアップして、月曜日からそのスケジュールをそのときの気分や突発的なスケジュールに合わせて調整しながら過ごしていく。
その1週間分の大枠の中で、1日の初めにその日にやりたい細かなTo Doを書いていく、✔️をつけていく。仕事のことや作るメニューや挑戦してみたい楽器演奏や読みたい本などをバーっと書き出すわけだけれど、ここ1週間ぐらいは、スタートアップのテンションで仕事をしながら、やりたいことが増えていく一方なので、ほぼほぼ次の日に持ち越すことが多くなってきた。
ここまで過ごしてきた緊急事態宣言の日常の中心は、仕事と自炊とランニング。その次に、楽器、読書、映画は毎日のように触れることになっている。
おそらく、宣言が解除されるようなことがあっても、この日々で構築したことのなかで、今後の人生で財産になるようなことがあとあと振り返ってあるかもしれない。
それはバリエーションが豊富になった自炊レシピかもしれないし、Youtubeチャンネルかもしれないし、昨日から味のレーダーチャートをアプリに保存し始めた、スーパーで1000円以下で買えるワインのデータかもしれない。
もはや慣れてきた今だからこそ、やっぱりまだまだ今だからできる、今しかできないのに、まだできていないことがたくさんある気がしてきた。慣れてきたからこそ新しいことに挑戦できる気持ちの余裕ももしかしたら出てきたかもしれない。
ここ数日間、「フランス語のテキストを買う」「韓国語のテキストを買う」というチェック項目が毎日出現し、毎日✔️をつけられずにいる。
そろそろ決めたいところ。