賢者が歴史に学ぶなら -緊急事態宣言8日目-
今、エストニアに注目している。
今日もエストニアの電子政府についてのTED Talkを見た。
そのときは法律も政府もないカオスの状態で、ゼロベースで国家を作ってきたそうだ。
日本のIT大臣が「日本の印章制度・文化を守る議員連盟」の会長で、IT化する気を感じない人事だと、タイミングもあやかって話題になっているが、エストニアのIT大臣の部屋はもはや書類などなく、全てペーパーレスになっているそう。
結婚、離婚、不動産売却などの手続き以外は基本オンラインでほぼほぼできちゃうそうで、電子署名が当たり前になっている。キャッシュレスも推進され、選挙もオンライン投票。
仮に自宅待機になっても、お役所で行う手続きも家でできるし、買い物も現金なしでできるから、銀行にも行かなくていい。選挙のタイミングでも、外に出なくでOK。
このご時世で、こうだったらいいなというものを体現している。
外出自粛の緊急事態宣言から、丸一週間が経ち、新たに取り入れたものと、もう要らないかなと思ったものが出てきている。
今のところ、印鑑は一度も使っていないし、待機中は使わないと思う。バーコード決済で済ませているので、一度もATMは使っていないし、銀行にも行っていない。
印鑑、現金は今後もなくていいんじゃないかなー。
危機が訪れることで人は変わるし、国家だって変わる。
引越しのときに、お役所まで行って住民票を移したりなんなりで並んだり待ったり、サインしたり、署名したりを普段勤務している平日にやらないといけなかったので、とても大変だったのを思い出し、これを機に、全部役所の手続きを電子化してほしいなー。と強く思う。
推進している人がいたら応援したいなあ。