リベンジのリベンジがあってもなくても -緊急事態宣言41日目-
今年のやりたいことリストの一つだったSHISHAMOの等々力陸上競技場でのライブが中止になってしまった。
SHISHAMO、2年越しのスタジアム公演開催中止「今はとにかく1人ひとり思いやって健康に」(コメントあり) - 音楽ナタリー
今回は2年前に台風により中止になってしまった等々力の公演のリベンジ公演ということで、去年から企画が発表されていて、僕も年始ぐらいにはチケットを入手していた。
2年前の順延では、当日は朝に「今のところ実施」というアナウンスが出て、千葉から川崎に向かっている途中に一転して「中止」の一報を聞いて、途中下車をして悔しさのあまりラーメン二郎を胃袋にかき込んで川崎を通り越して実家の横浜に戻ってきたことをよく覚えている。
そのときは夜の予定が空いたので、その勢いでrockin’onの音楽文企画に思いを寄稿した。
変なテンションになっていて、ところどころポエムっぽくなっていて気持ち悪いが、あの頃と同じように、結局また、明日を信じながら自分なりの日常を生きて、また楽しい瞬間を味わえることを願い続けて生きることしかできない。
等々力は普段はコンサートで使われることはないから、開催に向けてクリアしないといけないことが多いのだそう。
今年の年始に久々にSHISHAMOを見た。ただただ愛するバンドが思い出の曲を目の前で演奏し、新しい音楽を作り、心の中に入ってくること、そして、彼女たちが元気でいてくれていることが何にも変えがたい人生の喜びの一つだ、という仏のような境地に達してZepp Tokyoのステージを眺めていた。
だからこそ、リベンジのリベンジがあったらまた応援したし、リベンジのリベンジがなかったとしても、SHISHAMOを応援したい。
いろいろある世の中だから、身体に気をつけてほしいということを今は一番に思う。