次の一点を取ったら勝ち -緊急事態宣言36日目-

 

草サッカーでは、ときどきこれまでのスコアに関係なく「次のゴールを入れたチームの勝ち!」と宣言される。

 

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「NEXT GOAL WINS」というアメリカ領サモアのサッカーのナショナルチームドキュメンタリー映画を見た。
この映画はもう2、3回見ていたが、インタビューの発言の中で、この映画のタイトルの意味に初めて気づいた。

 


今までは純粋に、人や国の数だけサッカーに取り組む理由があり、世界ランクに差があれど、そのひたむきさやまっすぐさ、素直さはどれも美しいものだなと感じていて、そのフィールドに立つ人々の持つ人生のドラマが重なり、チームのドラマを作っていくことに、ああ、やっぱりサッカーいいなあと感じ、それがこの映画を見たくなる理由だった。

 


今回は初めてタイトルの意味に気づき、たとえどれだけ失点した試合があろうと、どれだけ辛い思いをしようと、負け続けていようと「NEXT GOAL WINS」の気持ちを持って戦うことが自分の原動力になり、他人を動かすエネルギーになっていくということをこの映画から学んだ。

 


これまで負け続けていようと、次の一点取ったら俺の勝ち。正当な評価なんて、良くも悪くも大してされないし、正当な評価なんてそもそも幻想なんじゃないかと思う中、案外、人生で「次の一点取ったら俺の勝ち」に似た場面って結構あるような気がしてきた。

 


サッカーから学ぶことは果てしない。

 


Hayato